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家は買うべき?今買うべき?

山田 恵二

筆者 山田 恵二

不動産に関する事なら何でもご相談下さい。
特に、マンションに関しては長く扱ってきた経験もございますので将来のトレンドを見据えたご提案はもちろん、住宅ローンや税金に関しても細かくご説明致します。
自身の購入や売却といった実際の取引経験も交えてお客様一人一人に合わせたご提案を心がけております。

皆様、弊社ブログをご覧頂き誠に有難うございます!

本日のブログでは、タイトルにもある通り「家は買うべきなのか?」「今は買うべきなのか?」
についてお話ししていきたいと思います!

不動産においてこの2つは、常々問題提起される項目です。

結論的には、家というのは「賃貸」も「購入」も正解です!
これを言ってしまうと「なんだよそれっ!」って思われてしまいますが私も長年不動産に携わって
いて辿り着いた答えです。

(↓これからお話しする住宅購入時の設定に関しては、ローンを組む事を前提にお話し致します↓)
今まで数多くこのテーマで語られてましたがどれも比較検証項目として「損得勘定」がメインでした。
しかしながら、ここには結果的に大きなズレが必ず生じる為、あまり私は参考にならないと考えます。
そのズレの原因は、購入時の借入金利や不動産自体の物価です。
この10年間で都心の土地価格は目まぐるしい高騰を続けております。
特に、マンションは駅前立地ですと億ションがザラです。。汗
比較をする為に駅前のマンションで選定し「賃貸で住み続ける場合」と「購入した場合」どちらの総支払額が安いか高いかは基準にはならないという事です。

それよりも、購入した場合賃貸と決定的な違いは「支払い」の内訳です。
当然購入した場合は、毎月支払うローン返済のほとんどが「元本」で経費にあたる利息はごく僅かです。
毎月返済している「元本」はご自身の住宅購入金額の一部に充てていくわけですから言い換えると返済という名の「貯金」なわけです。
それに対して、賃貸は家賃の100%が経費ですから一切の貯蓄にはなりません。
しかし、会社経営されている方の考え方ですと社宅として法人で借りたり家賃の一部を負担することで会計上損金に算入する事も可能なので節税というメリットだけでは無く福利厚生としても有効です。しっかり賃貸でもメリットはありますよね!

考え方として、いずれ自分にとって大切な金融資産になるという認識で買えば売却する時も見据えた物件選びや買い方になりますし、何よりご家族がいれば相続する事が出来ます。

あとは、購入する理由としてよくあげられるのが「団体信用生命保険」です。
万が一の時に、ローンの残債が無くなる保険ですから支払う側からすると残された家族に少しでも資産が残せて必要なければ売却して現金化出来るわけですから安心です。これも、相続する方がいらっしゃるのであれば私は賛成です。
無計画で保険に入るよりは、シンプルにわかりやすいですよね!

でも、ここで注意しなくてはならない事は「じゃあ購入した方がいいや!」ではないのです。
購入した住宅(戸建・マンション)が下落したらこの限りでは無いからです。
ですので、何を買うかが重要なポイントになります!
過去のブログでも、話題に触れたことがありますが購入後売却しやすく価格が比較的下がりにくい性質を持っているのはマンションです。それには、いくつか理由が有りますがそもそも木造(※全部ではございません)の戸建と鉄筋コンクリートで造られたマンションでは耐用年数が全然違うわけですから償却スピードも違いますよね。しかし、マンションだってなんでも良いというわけではありません。大きく影響してくるのはやはり「立地」です。戸建を買われる方のほとんどがいずれ売却する前提では買いません。だから、戸建は戸建の良さや魅力に需要があるので、購入時に考える将来的なライフプランで変わってきます。

「賃貸vs購入」の比較は普遍的なテーマではありますが、ここ数年のように購入する場合の価格が急上昇したり、金利水準が変わったり、実はその時々の市況によって結論が変わるテーマでもあります。たとえ過去に同じテーマの記事を読んだことがあっても、今も同じ結論になるとは限らないのです。
今現在は、歴史的低金利ですから借りやすい時代に間違いは有りません。しかし、歴史的低金利の背景には物価上昇を見込んだ政府の金融政策もあります。この先、まだ数年は住宅ローン金利が急激に上がる恐れは無いですが、いつまでも続くわけもありません。
政府としては低金利をはじめ、住宅購入比率を少しでも上げるため消費者が購入しやすくなる為の施策(住宅資金贈与の非課税制度や住宅ローン控除等)を少しずつ拡張はしてますが全員が一律受けれる恩恵では無いためまだまだ購入するに至るハードルは高いのが現状なのかもしれません。

住む方の状況(ご家族構成や転勤族だったり)によっても選択が違いますし何より悩みに悩んで決めた結論であれば私はそれが正解だと思います。
よくある住み替え動機ではご家族が増え手狭になった為、やお子様の通学を考えて等ありますが、それも全ての人当てはまるわけでは無いですし賃貸であればいつそのような周辺環境の変化が訪れても気兼ねすることもありません。

家は比較的、他の商材よりも長い期間使用する資産です。使っていて便利に感じ、幸福感があれば最終的に価値が下がったとしても納得出来るのではないでしょうか?
家を資産として捉えるかそうでは無いかで決めれば良い!というのが私の結論です。

では、もし買うという結論に至った場合に避けては通れない資金繰り!
35年住宅ローンはもう古い?
次回ブログでは、「住宅ローン」についてもう少し細かくお話ししていきます!





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