
シェア別荘の雄「NOT A HOTEL」の新たな挑戦とは⁉︎

そんな、NOT A HOTELが住宅事業に参入すると発表し更なる注目を浴びています。合わせて10月2日付で社名を「NOTA(ノタ)」に変更し、住宅やまちづくりに事業領域を広げ、収益力を高める事業戦略のようです。NOT A HOTELは著名建築家やクリエーターが手がけるデザイン性の高い別荘を売りとしてきたことを活かし、住宅事業では同社の抱えるデザインチームが規格住宅を提案するとのことです。間取りは1〜3ベッドルームから選べるようにし、NOT A HOTELで使用しているスマートホームのサービスも取り入れ。価格は1棟6980万円からとなる見込みだそうです。
さらに、まちづくりを手掛ける子会社として「NOT A CITY(ノットアシティ)」を立ち上げることも発表しました。都市や商業施設の空きスペースなどを利用し、アートや文化体験を核としたイベントや事業を提案。空間設計のほか、開発・運営を担うそうでその勢いは止まることを知りません。第1弾として、建て替えを控える帝国ホテル東京のタワー館に2027年夏から約4年間限定で文化施設「NOT A MUSEUM(ノットアミュージアム)」を開業するとも発表しました。
所有者が使わない時にホテルとして貸し出せるシェア別荘を運営するあらたな座組で成功したNOT A HOTELは現在の拠点数はすでに10カ所で、オーナー数は10月1日時点で1357人にまで増え、2025年にはヘリやクルーザーといった乗り物をシェア所有するサービス「NOT A GARAGE(ノットアガレージ)」を始め、8月にはトヨタ自動車の戦略投資子会社と資本提携し新たな飛躍に向け着々と事業展開を進めています。これまでの金融商品としての発想が強い不動産ビジネスは売買時を想定した無難な商品開発になりがちでしたが、NOT A HOTELのエッジの立った一連の取組からするとより洗練された個性的なあるべき街づくりとして、デザインや機能を富裕層を直接巻き込む形で取り組んでいく可能性を感じる発表となりました。超富裕層が日本に長期滞在するスタイルや日本の過疎地に直接グローバルな富裕層投資を集めて活性化する流れなどは国家戦略でもあるMICEにも追い風になり、既存のデベロッパーや行政の常識を越えた新しい動きに今後も期待したいです。
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