まだまだ上昇が止まらない!中古マンションの最新動向
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本日は、価格高騰が続く中古マンションの最新事情についてご紹介したいと思います。
不動産調査会社の東京カンテイが本日発表した11月の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京都心6区(千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷)が70㎡当たり1億896万円という結果でした。前月と比べて1.0%高く、海外投資家の旺盛な需要を背景に2002年の集計開始後の最高値をなんと10カ月連続で更新したかたちになります。(※調査は専有面積30㎡未満の住戸や事務所・店舗用を除く、ファミリータイプを対象)
都心6区では正味の在庫量を示す流通戸数が3672戸と前月よりも3.4%少なく、前年同月比でも2.2%減りました。先高観を意識して物件を早急に売り出す所有者は少ない一方で、好立地に伴う資産性の高さから、海外の不動産投資家や富裕層の買い意欲は強く、物件価格をいまだに押し上げています。
ここで注目なのは首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)全体としてみると0.8%安の4724万円で、このうち、都心6区外も含めた東京都全体は0.4%安の6408万円、神奈川県は0.6%安の3657万円、埼玉県は0.1%安の2992万円、千葉県は1.6%安の2704万円でした。つまり、都心6区のみで押し上げていることになります。都心6区は物件が出るとすぐ売れる状況はかわらずで、一方、他のエリアは実需の鈍化で売買が低調なため、価格差は今後も広がる可能性があり格差が懸念されます。その他、全国邸には近畿圏は0.5%安の2852万円、中部圏は0.4%安の2242万円となっておりこちらも価格が安定してきているのがわかります。
その他、東京カンテイが先日発表した11月の分譲マンション賃料は、東京23区で前月比0.2%高い1㎡当たり4236円でした。マンション価格高騰などから消費者の賃貸志向が根強く、強気の賃料を設定する動きがでてきています。分譲マンション賃料はマンション住戸の持ち主が賃貸物件として貸し出す際に設定する賃料のことで、調査は専有面積30㎡未満の住戸や事務所・店舗用を除くファミリータイプを対象に、月額の募集賃料を集計しています。東京23区の上昇は3カ月ぶりでここ最近は価格帯も安定していました。
首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)全体で見ると0.2%高い3547円でした。このうち、23区外も含めた東京都全体は0.1%高の4111円、神奈川県は0.8%高の2493円、埼玉県は横ばいの2036円、千葉県は1.3%安の1962円と東京と神奈川のみ上昇いう結果になりました。全国的には、近畿圏が0.9%安の2176円、中部圏は1.3%安の1914円でした。
東京カンテイによると、東京23区は全ての築年数帯で賃料が前月を上回ったようで、マンション価格の高騰や出社機会の増加に伴う住居の都心回帰で、賃貸物件の需要が根強くなってきているようです。秋口の引っ越し需要が落ち着く11月は例年、賃料が下がる傾向にあるだけに、今年は貸し手の多くが強気の賃料を設定したようにも見えます。引き合いがある都心の物件は堅調さが際立っており、次の引っ越しシーズンとなる来春に向けて、賃料の上昇が続く可能性もある十分あり得るかと思います。価格高騰が続く中、予算的に購入を断念した消費者がハイグレードマンションの賃貸へ引っ越しをシフトしてきているのでこれからの繁忙期は賃貸への注目が集まりそうです。
山信不動産(株)でも、都心6区以外にも神奈川県横浜市中区西区や川崎市中原区の賃貸もかず多く取り扱っております。引越しシーズンに向けてタワーマンションも続々ご紹介可能になってきていますので当社HPよりお問い合わせお待ちしております!!
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