【NEWS-14】中古マンション価格上昇続く
皆様、弊社ブログをご覧頂き誠に有難うございます!
本日は、最新の中古マンション平均売り出し価格について不動産全体の概況と合わせてご紹介していきたいと思います!
5月中旬以降、上場企業の3月期決算が発表されていますよね。その結果を見ると、コロナ禍による明暗が鮮明になっています。最高益を上げている企業もあれば、多額の損を出してしまっている会社もあります。更に、債務超過に陥っている企業も散見されるようになってきました。税務メリットなどの理由もあり、資本金を1億円以下に減資する大企業も出ていて、厳しい状況に追い込まれていることがわかります。さて、このような業績の二極化は、皮肉なことに我々不動産市場を活性化させています。業績の悪化した企業からは、所有していた企業不動産を売却する動きが生まれ(しかも良い立地)、逆に好調な企業では、業績拡大に向けて事業用地を取得しようとする動きが生まれています。従来ですと、「不況期には売りが多くなり、買い手が少ない」ということが定説でしたが今は好業績の企業も多く、受給のバランスがとてもよくなってきています。コロナ禍による後ろ向きなニュースが多いですが、単純に不景気では無いということです。
不動産全体の概況としても、コロナ禍になって既に1年半を超えましたが変異種も加わり、なかなか収束の目処はいまだに立っていないのが現状です。
生活スタンスも変わり巣ごもり需要も増えてきたライフスタイルは、住宅市場においてもニューノーマル創出の動きを活発にしています。そうした中、新しい生活様式や働き方が求められ、「住宅」「住まい方」に関心が高まり住宅購入のきっかけになったり、お住み替えのきっかけにもなってきています。お住み替えとして注目されてきた「木造戸建」も最近になって世界的な木材価格の高騰により市場は転換期を迎えています。
そうした、需要の動きは中古マンションの価格推移にも大きな影響を及ぼしており、東京カンテイがとりまとめた5月の中古マンション平均希望売り出し価格は首都圏で4,044万円(70㎡換算)と4月に比べ25万円(0.6%)も上昇しています。2002年の調査開始以降の最高値更新となりました。
特に東京都は、4月比49万円(0.9%)高の5671万円と11ヶ月連続で上昇してます。
今後も、この動きは当面続く予想です。アメリカの利上げ調整も日本の低金利継続という方向性の違いから、円売りドル買いが進み、連動して日経平均も上昇することで株で増額した資金が不動産へ流れてきています。山信不動産では、随時経済概況の観点からも将来的な不動産市況を予測し皆様にもお伝えしていければと思っています!
- 横浜市のタワーマンション 山信不動産 -
横浜市|タワーマンション|リノベーション|
|湾岸エリア|不動産
神奈川県横浜市中区海岸通4-20-2 YT馬車道ビル301
みなとみらい線 「馬車道駅」 徒歩2分
SANSHIN Real Estate