
共創と発信の拠点「バンクパークヨコハマ」開業
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本日は、横浜市馬車道駅前にある歴史的建造物に認定している旧第一銀行横浜支店がリニューアルオープンした話題についてご紹介したいと思います!横浜市内の中でも、近代洋風建築として歴史的建造物の多い「馬車道」ですが現代にマッチングした活用方法として新たな試みが今注目されています。

竹中工務店を代表事業者とするグループは、横浜市が歴史的建造物に認定している旧第一銀行横浜支店をリニューアルオープンしました。ここは、外観が特徴的なこともあり今までもドラマや映画の撮影現場として広く認知されていました。しかし、今回は室内空間をコミュニティースペースとして開放することで新たな試みに注目が集まっています。内容としては、世界各地の工芸品を集めたギャラリーや飲食店、コワーキングスペースなどを備え、循環経済(サーキュラーエコノミー)をテーマにしたイベントなども開く。貿易で栄えた横浜の象徴の1つが、共創と発信の拠点に生まれ変わります。

※バンクパークヨコハマHPより参照
渋沢栄一が設立した国内最初の銀行「第一国立銀行」だった同支店は1929年に西村好時の設計により建築され、円形のバルコニーを特徴とする地上3階、地下2階建ての建物になっています。再開発事業に伴い、2003年に建物の先端となるバルコニー部分は曳家で移築され、他の部分は新築復元されました。生糸貿易で栄えた周辺地域は古い銀行建築が多く「ハマのウォール街」と呼ばれていました。

※外観写真
改修した施設は「Bank Park YOKOHAMA(バンクパークヨコハマ)」と名付け、コンセプトに「様々な人・もの・文化が交差する明るい公園のような『出会い、学び、育つ』場所へ」を掲げています。私も実際に足を運んでみましたが、古さを全く感じさせない西洋の美術館のようなとてもおしゃれな空間で、特に1階カフェ部分は、天井の高さが圧巻で視覚的にも広々した空間演出となっていたのが印象的でした。

※オフィシャルロゴ(アンクパークヨコハマHPより参照)
オープニングセレモニーでは、横浜市の山中竹春市長が「多くの市民が集い、子どもたちが学び育つ場所になる。JR関内駅周辺エリアとみなとみらい21地区結節点に位置しており多くの観光客にも訪れてほしい」とコメントしており行政としても新たな発信拠点としての期待を寄せていました。
1階は文化を体験できる「発信拠点」として、世界各地の工芸作品を集積させたギャラリーを整備しており、展示販売する工芸品はレストランでも使用します。料理には環境に配慮し市内で生産された野菜や規格外野菜などを活用することで食へのこだわりも注目されています。
2~3階と地下1階には循環経済や文化をつくる「共創拠点」として、月額制や都度利用できるコワーキングスペースや会議室、アトリエ、ラウンジを設置し、コミュニティマネージャーを常駐させ、交流を促すことで様々な意見交換の場となりそうです。今後は、施設全体ではリユースやリサイクルを扱う企業や団体と連携した作品制作などの参加型イベント、展示や物品販売も実施する予定だそうです。
特徴的な半径形のバルコニーは「まちかどギャラリー」として環境問題や工芸をテーマにした作品を展示予定で、2026年1月まで建設現場から出た端材や廃棄された漁網、ホタテの貝殻を配合した網を活用し、たいまつに見立てた約5メートルのオブジェを設置しています。歴史的建造物の活用だけでなく、廃材利用などのサーキュラーエコノミーを推進しているが金銭的なコストがかかる側面もあり、経済的に利益のある状況を作れるよう、バンクパークで余ったものや廃棄されるものを工芸品に活用して価値あるものを作っていって欲しいです。
同社は2018年から日本名建築や歴史的建造物をマスターリースし、改修した上で活用する「レガシー活用事業」を実施し話題となっています。千代田区の九段下にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」や、港区の1932年竣工の登録有形文化財「堀ビル」の運用を手掛けており、今回で3例目となります。横浜市は1988年に「歴史を生かしたまちづくり要綱」を施行しました。市が所有者と協議し保全活用計画を定める「認定歴史的建造物」は市内に107施設あり、耐震改修やリノベーションに対する費用助成制度も設置しています。
市が2025年に認定した「旧横浜市庁舎行政棟」は、2026年3月にオープンする複合施設「BASEGATE横浜関内」の一部として星野リゾートがホテルを運営する予定になっています。1936年に建てられた「横浜郵船ビル」も所有する日本郵船などがホテルに改修し、2027年の開業を予定しておりこれからも中区内で数々の「歴史」が現代建築や企業と共存共栄していくことに区民からの期待値も高いです。
他にもシルクセンター国際貿易観光会館や横浜銀行協会ビルなど特徴的な建築が多くあり、保全と活用が期待されます。横浜のポテンシャルを最大限に生かし、歴史的な価値を守りながら外観のおしゃれで活気あるな観光名所を創出することでさらなるインバウンド効果も期待できると思います。
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