住宅ローン金利、地銀が奮励
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本日は、変動金利型の住宅ローンで現在奮励中の「地方銀行」にフォーカスを当ててご紹介したいと思います!
過去、群雄割拠な銀行市場で地銀の頑張りは何度かご紹介して参りました。昨今の世界的金利上昇圧力が高まる中、国内の住宅ローンにおいては変動金利の各行引き下げ合戦が激化しつつあります。今は、昔と違いインターネット上で簡単に銀行間の比較が容易になり、ネットバンクへの顧客流出に危機感を抱く地銀も低金利競争に加わってきています。
ここ横浜の地銀といえば「横浜銀行」が有名ですが、横浜銀行は変動金利型の住宅ローンで、給与口座に同行を指定した場合の優遇金利を今年の4月より最低水準の0.385%まで引き下げることを発表しました。変動金利は、メガバンクやネットバンクが先行して引き下げる傾向にあり、変動金利で選ぶならネットバンクが安いというイメージは消費者に浸透してきています。5月度の基準金利をメガバンクが据え置いたことで、他地銀も更に勢いがつきそうなイメージはあります。
以前のブログでもご紹介しましたが、長期金利の影響を受ける固定型と異なり、変動型は日銀の政策金利に連動します。現在のマイナス金利政策が解除されない限り、変動型の推移は変わりません。各銀行はその基準金利から独自の手法(給与口座を同行指定にしたり、NISA口座を作ったりなど)でそこから引かれる優遇金利幅を設定することで顧客獲得につなげています。実際その効果は絶大で、過去の検証からすると昨年4月にネット手続き限定で優遇金利を引き下げたみずほ銀行は新規申込者数が前年比で20%増の5,000億円前後も融資につながったようです。
日銀の調査によると、昨年末時点で住宅ローン残高が136兆円と1年前に比べて4%増えているそうです。特に、変動型はここ最近上昇圧力の強い長期の固定型との金利さも開きつつあるので更なる需要を生みそうです。過去、米国でも金利上昇が予測される目前には、国内住宅ローンの駆け込み需要がみられました。
円安の影響がさらに続くようだと、政府や日銀としても政策金利を見直さざるを得ない状況になってしましますので、おのずと住宅ローンにも影響が出てきます。現在、住宅購入を検討されている方にとってプラス面も大きいタイミングにもなりますので住宅ローンをどの銀行から借入するか悩まれた場合は、地銀の変動金利型も選択肢に入れみては如何でしょうか?
山信不動産(株)では、住宅ローンの無料ご相談もお受付しております。各銀行の特徴をご説明し、お客様ひとりひとりに最適な銀行でご紹介させて頂きます!
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参考までに過去地銀についてご紹介してきた記事をご参照下さい!