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建築鋼材の未来予想図

建築

山田 恵二

筆者 山田 恵二

不動産に関する事なら何でもご相談下さい。
特に、マンションに関しては長く扱ってきた経験もございますので将来のトレンドを見据えたご提案はもちろん、住宅ローンや税金に関しても細かくご説明致します。
自身の購入や売却といった実際の取引経験も交えてお客様一人一人に合わせたご提案を心がけております。

皆様、弊社ブログをいつもご覧頂き誠に有難うございます!

本日は、「建築鋼材の未来予想図」と題して今後の需要と供給のバランスについてお話ししたいと思います。


※以前の関連記事はコチラからご参照下さい↓
と言いますのも、建築資材のうち特に鋼材の価格はマンションの価格に直結して反映されます。なので、我々不動産業界としても無視出来ない話題なのです。現在、ビルやマンションの柱や梁に使用する「H鋼材」は一般流通市場で約14年ぶりの高値となっています。2022年の鉄鋼需要量は2021年の約460万トンを少し上回る勢いだそうです。

その要因の一つとして、大きな需要高があります。
既存の需要として、物流倉庫やデータセンターなど流通系不動産があったのに加え、半導体系製造業の国内工場の建設重要が増えているようです。各地方でも、再開発案件は多くインバウンド狙いのホテル事業も回復傾向にあり需要が下がることは当面無さそうです。地方都市では駅前開発で都市再生の勢いは増してきています。

今でこそ、ぎりぎりのところで各メーカーともに値上げに転嫁してはいないもののこの需要が続く様であれば時間の問題かと思います。そうなると、冒頭でお話しした様に建設会社も工事費を上げざるを得ないと思いますし、発注している不動産会社も販売価格に反映していくと思います。新築マンションの価格が資源高による上昇をすれば自ずと中古流通市場も上昇し相場が上がってしまいます。中古市場まで直接的に転嫁するにはタイムラグがあるとは思いますが1年後には目に見えて変化してくる様にも感じます。

前回のブログでご紹介した様に賃上げに時間がかかる中、物価上昇する中で消費力低下につながらない様にするにはやはり長期金利の上昇を抑え今の様な低金利を維持していかなくてはならないです。しかし、こちらはこちらで難しい局面にも立たされており、海外との金利差がひらく事により円安も招いてしまいます。
なんとも、難しい局面です。。

ここ2〜3日の為替の動きを見てもプラザ合意前のドル高に迫る勢いです。米国も高インフレに対抗し金融引締めが加速しお金が集中してきています。国内だけを是正してもうまく歯車が回らない状況をいかに打開していくか山信不動産(株)では資源市況や金融市況を交えながら今後の動向をご紹介していきたいと思います。


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