皆様、弊社ブログをいつもご覧頂き誠に有難うございます!
本日は、国土交通省からも「民間都市再生事業計画」として認定を受けた「みなとみらい21中央地区62街区 ハーバーエッジプロジェクト」についてご紹介したいと思います!
横浜都心・臨海地域の中心「みなとみらい21地区」において、グローバルラグジュアリーホテルを開発することが発表されました。ホテルレジデンスや水族館、商業施設等の集客施設も整備し、国内外からの旅行客を呼び込む観光拠点として活躍しそうです。開発物件は、敷地面積約2万2,188㎡で、鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て、延床面積約9万1,788㎡とのことです。低層階屋上部の緑化等による環境負荷の軽減、避難設備や非常用発電機の設置による災害対応力の向上等を計画し、地域冷暖房システムも採用します。また、1万3,061㎡の広場や1,065㎡の緑地も整備する様です。注目すべきは、開発申請事業者がベルジャヤ横浜ホスピタリティアセット特定目的会社で、マレーシアのコングロマリットであるベルジャヤ・コーポレーションを代表企業とし、丸紅(株)、大和ハウス工業(株)が参画して設立したSpecial Purpose Company(スペシャル パーパス カンパニー)というのが今回面白いポイントとなっています。特定の資産を担保にした証券の発行など、限定された目的のために設立された法人のことです。
都市再生事業の目的 として、この事業計画地は、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域及び特定都市再
生緊急整備地域の“横浜都心・臨海地域”に位置し、その地域整備方針には「世界が注目し、横浜が目的地となる新しい都心の実現」などの方針が定められています。また、本事業計画地を含む横浜駅周辺地区と関内・関外地区の間に位置する立地から、二分されている横浜都心部の一体化に向け、みなと横浜の特性を生かしつつ、商業、文化等の導
入による多機能な国際交流拠点を形成することが求められています。
本事業計画は、グローバルラグジュアリーホテル&ホテルレジデンスを核に、水族館
や飲食・物販商業店舗も併設する複合施設を開発し、東京都心部からの来訪者、国内各地からの旅行者及びインバウンド旅行者を呼び込む新たな観光拠点を創出を目的としています。
これにより、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図り、都市再生が期待できます。横浜全体がさらに日本や世界中から注目される観光都市に成長するのが楽しみです!
以下が今回のプロジェクト概要です!
出典:国土交通省HP
■事業施行期間 令和 5 年 7 月 31 日 ~令和 8 年 9 月 30 日(予定)
■事業区域
(1) 位置 神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目 14 番 2
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 2
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 3
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 12
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 13
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 16
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 17
神奈川県横浜市西区みなとみらい六丁目 3 番 18
(2)面積 22,188.32 ㎡
■ 建築物構造、設備及び用途
[建築物番号1]
・構造方法 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
・設備 給排水設備、ガス設備、換気設備、空調設備、排煙設備、昇降機、
避雷設備、消火設備、電気設備
・用途 ホテル、水族館、飲食・物販店舗
■公共施設の種類・規模等
広場 13,061.05 ㎡
緑地 1,065.79 ㎡
弊社でも多くの不動産を扱っております横浜市西区中区エリアの中心的立地の「みなとみらい21」地区で新たな名所ができるのが待ち遠しいです。商業施設に入るテナントや水族館がどの様な内容になるか発表が楽しみですね。更なる地域活性化に向け期待が膨らみます!