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本日は「シェアオフィス」についてお話ししていきたいと思います!
もうすでに、日本でもしっかりと市民権を得たこの「シェアオフィス」ですが、需要が出始めた昨年初頭からすでに1年以上経過し、最近ではさらにユーザビリティに着目したサービスも増え、ものづくり専門、女性専用、子育て支援、バー併設など、探してみると多種多様に増えてきてます。
具体的な事例でいうと、JR西国分寺駅・三鷹駅にはなんとプラットホーム上にシェオフィスを設置する動きまで出てきております。今までは、駅構内にはありましたが更に利用者目線で考え、乗り換え時間に利用しやすいように設置したのが経緯だそうです。今後、駅やホーム上もどんどん進化していきそうです!
昨今は会社員の方の利用も多く、コピー機やFAX、フォーンブースの設置などもあり自宅での作業より効率性を考え利用する傾向にあるようです。お客様より、多い質問で「シェアオフィスとコワーキングスペースの違い」をよく聞かれることがあります。この二つは同義で語られることも多いですが、微妙に意味合いが違います。コワーキングスペースもシェアオフィスも、複数の人が同じスペースをシェアして仕事をするという意味では同じです。曖昧な定義で日本では使われがちで、「シェアオフィス」の方が言葉としては先に周知されていった感じはしますが2000年初頭にアメリカで発祥し、日本では2010年頃から事業展開されるようになってきました。利用者目線の違いでは「シェアオフィス」には完全個室もあれば壁上部が空いている仕切られた空間もあります。「コワーキングスペース」ですとフリースペース・フリーデスクとなっていて自由に契約者皆さんがラウンジ感覚で利用できる空間なのが一般的な使われ方です。
コワーキングスペースの利用システムは、月間の利用料金を支払う「定額制」と、使用した時間に応じて利用料が発生する従量制の「ドロップイン」の、主に2種類になっています。ドロップインは、その日に1時間だけとか、利用頻度の少ない人におすすめできる利用スタイルです。
私も、色々なところに見学し実際に利用もしましたが月額利用料の差は設備の充実性と立地によるもので、あとは利用者の都合の良いところにあるか否かで決められると良いと思います。
利用してみて私が感じた1番のメリットは、なんといっても初費用が圧倒的に抑えられる点です!
会社員の方はもちろん、フリーランスの方や起業したばかりの方にはすごく嬉しいシステムです。特に事業をされている方ですと、名刺やHPに掲載するうえで法人登記上住所が使用できるかどうかも重要です。郵便物も、ちゃんと自分宛に届きますので実務上も問題ありません。
あとは、シェアオフィス・コワーキングスペースの特徴でもありますがオープンスペースの共有という事もあり、他企業間との交流はレンタルオフィスよりも断然あります。この点に関しては、セキュリティ面や電話の声が聞かれたくないなどプライバシー性を考えると表裏一体な側面もあります。
そういった点もふまえ、メリットが多い場合は是非利用してみると良いと思います!
余談ですが、某大手シェオフィスでは夕方17時以降はビールが無料で飲めるところもありました!!
(※今はご時世上やっていないと思いますが。。)
私なりにシェアオフィスを選ぶ際に見るべき主なポイントを紹介してみます↓
1.月額制 / 時間料金制(初費用も場所によってかかるところがあります)
2.立地と広さ(個室の場合、広さによって利用料金が違います)
3.営業時間(24時間利用可能なオフィスもあります)
4.オフィスのデザイン(最近はデザイン性あふれるオフィスが多いためモチベーションも変わります)
5.フリーアドレスタイプ / 固定席タイプ (専用ブースや個室を持てる所もあります)
6.法人登記や住所使用が可能、郵便物ポストの設置
7.インターネット、会議室、ラウンジ、フリードリンクなどの無料サービス
8.会議室使用、コピー機使用、清掃、ロッカー利用などオプションサービス
9.電話応対・来客対応などの人的サービス(コンシェルジュ付きなど)
10.運営側が経理、税務、資金管理、営業方法などに関する相談やサービスを行っている
11.異業種交流会などのコワーキングへの積極性(毎週イベントがあったり)
利用される方それぞれで優先順位は違うと思いますが目安にしてみてください!
各社大手も参入している「シェアオフィス」ですが今後もどのように変化していくのか目が離せません。
またシェアオフィスですと比較的利用者同士が顔を合わせることも多いため、利用者のカラーも大きく違うので、実際に現地で見学することをお勧めします!