【NEWS-20】既存中古マンション相場上昇が更に加速
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本日は、既存中古マンションの相場上昇の話題についてお話ししたいと思います。
(株)東京カンテイは昨日、三大都市圏の「中古(既存)マンション相場価格」を調査・分析した結果を公表しました。価格変動に大きく影響する「築年数」と「立地」について一定の条件を設定することで、対象物件の均質化を図り、「相場価格」を算出、推移を分析することで正味のトレンド把握を試みました。対象物件は(1)築10年プラスマイナス5年、(2)最寄駅から徒歩5分以内、(3)既存流通事例数は3件以上または総戸数の2%以上のいずれの条件も満たしたもの。個別の事例価格に関しては「4階・中住戸・南向き」に補正し、1坪当たりの単価を算出しました。
首都圏の2021年上半期の既存マンション相場価格は坪単価263万3,000円(前期比6.6%上昇)と、17期連続で前期を上回りました。近年は上昇幅が1~2%で推移しており、今回は上昇幅が大きく広がる結果となりました。
都県別でみると、東京都が317万4,000円(同6.5%上昇)、神奈川県が207万8,000円(同4.7%上昇)、埼玉県161万9,000円(同6.2%上昇)、千葉県150万6,000円(同5.8%上昇)。過去5年で初めて東京都は300万円台、神奈川県は大台の200万円台に乗せました。中でも、東京都心部(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区)は上昇の勢いが強く、20年上期は465万1,000円となり、16年上期(356万7,000円)から100万円以上上昇していることになります。近畿圏の相場価格は184万円(同3.4%上昇)と上昇基調が10年以上継続。上昇幅も20年上期・下期に比べて拡大してきています。主要府県では、大阪府が183万1,000円(同2.9%上昇)、兵庫県178万1,000円(同3.1%上昇)、京都府229万1,000万円(同4.1%上昇)となり、京都府では圏域平均を上回る上昇幅を記録しました。中部圏の相場価格は143万4,000円(同5.5%上昇)で、17期連続の上昇となりました。愛知県は148万1,000円(同5.3%上昇)となった。特に名古屋市で166万3,000円(同6.1%上昇)と大きく上昇した結果となりました。
私個人としては、神奈川県の平均相場が坪207万円(価格帯にして70㎡であれば約4,400万円ということ)にまで上昇してきていることに着目しました。今回の、調査結果の一因として、以前のブログでもご紹介した「中古マンションの在庫不足問題」があります。枯渇化してきている中古マンション市場において今回の結果は当然なりうる想定の範囲といったところでしょうか。逆を言えば、マンションオーナー様はこのタイミングが絶好の売り時とも言えます!ご所有のマンションが市場の価値として高く評価されているタイミングでもありますので、売却するか否かの判断材料としてこの機会に是非、一度査定に出されてみては如何でしょうか!
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金利も、新型コロナウィルスのワクチンを米当局が正式承認したことで国内債権市場において長期金利の指標となる10年物国債の利回りが先週半ば頃から前日比を上回ってきています。米長期金利が上昇することで国内金利にも影響がでる社会情勢になっています。コロナ禍で、不動産の考え方も変化してきている昨今、今後の不動産市況を分析予測しながらご提案させて頂きます!
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