海岸通り再開発事業いよいよ着工開始
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本日は、当社からも近い「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」について工事着工がいよいよ始まった話題についてご紹介したいと思います。
以前も当ブログでご紹介したこの再開発事業ですが、日本郵船株式会社と三菱地所株式会社、鹿島建設株式会社が、共同で設立した特定目的会社を通じて推進する「(仮称)横浜市中区海岸通計画(A-1地区)」(以下、「本計画」)について、いよいよ2024年5月1日に建物(以下、「本建物」)の新築工事に着手しました。本建物の竣工は2027年1月末を予定しています。本計画は、横浜市中区海岸通り地区の旧横濱ビル跡地において、横浜都心・臨海地域全体の都市再生に資する拠点を新たに整備する計画であり、3社は街の回遊性を向上させるプロムナードの整備、防災機能の強化等を図ります。
※参照:三菱地所HP
海岸通り地区は、みなとみらい線馬車道駅に近接し、関内地区やみなとみらい21地区に隣接していることから、今後さらなる来街者の増加が期待されている地区です。 横浜市都市計画マスタープラン全体構想においても横浜都心に位置付けられ、「横浜都心発展の礎である中心市街地として、歴史の蓄積を生かしつつ、業務・商業・文化・観光・交流など様々な機能の充実に向けた土地利用を図る」としています。
日本郵政と三菱地所、鹿島の発表によりますと、事業規模は地上21階、地下1階、高さ100メートルの複合ビルを建てる予定だそうです。2027年1月末の竣工を予定しています。
※参照:三菱地所HP
完成イメージ図
※参照:三菱地所HP
※参照:三菱地所HP
※参照:三菱地所HP
MM21地区の開発は96%まで進んできており、馬車道や関内への結節点となる同エリアでにぎわいを生み出すことで、地域の回遊性を高める狙いです。
4〜20階はオフィスビルとし、日本郵船がグループ企業の本社機能を移転する計画となります。低層階には飲食店や展示場などを誘致するそうでランチタイムも賑わいそうです。地震や津波などの際の帰宅困難者の受け入れ場所も確保し、配布する水や食料、帰宅支援マップなどを倉庫に備蓄するようで防災面での取り組みにも注目されています。臨海部の開発で通勤・通学者や観光客が増加していることに対応する狙いがあります。「海岸通り地区」はこれまで、小規模なオフィスや飲食店が点在するにとどまっていましたが、横浜高速鉄道みなとみらい線馬車道駅に近い北仲エリアでは、今後2027年にも高層マンションの完成や米ヒルトン系の高級ホテルコンラッドの開業を控えており注目度も高いです。この事業により地域に新しい人の流れがさらに期待されます。
※参照:三菱地所HP
※参照:三菱地所HP
※参照:三菱地所HP
隣接する横浜郵船ビルは、建物の歴史的価値を生かしてホテルとして開発する計画です。複合ビルの低層階はデザインなどを一部踏襲し、景観の調和を図ります。また、海岸通りから海側に向けてプロムナードを整備し、MM21地区方面の景色を眺めながら滞留できるようにするのも面白い試みです。
当社からも目と鼻の先の「海岸通り地区再開発」計画ですが、完成すれば今以上に人流も増え活気あふれる街へ変わっていくことに期待したいです!新旧デザインの入り混じる独特な景観が特徴なこのエリア。新たにランドマークとなるシンボルが出来そうです。
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神奈川県横浜市中区海岸通4-20-2 YT馬車道ビル301
みなとみらい線 「馬車道駅」 徒歩2分
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