「新横浜線」いよいよ開通へ!
横浜駅を起点に全路線が神奈川県内を走行する相鉄は、大手私鉄の中でも営業路線の長さは最も短く、東京都心への乗り入れがなかった相鉄沿線の主要エリアでは少子高齢化が急速に進むという社会問題にまで発展していました。それだけに、相鉄にとって東京の主要駅に直通運転でつながる新線の実現は、再び住民を沿線へと呼び込む「切り札」として待望のインフラとなります。
敬遠されがちな乗り換えの手間がなくなり、神奈川県央部から東京都心への所要時間も圧倒的に短縮します。いずみ野線湘南台駅から東京メトロ副都心線の新宿三丁目駅(東京・新宿)までの所要時間は最速59分、相鉄本線海老名駅から都営三田線の大手町駅(東京・千代田)までは最速70分となる見込みです。
その他、東海道新幹線への接続に対する期待も大きいポイントで、新駅の「新横浜駅」は相鉄・東急電鉄の両社にとって初の東海道新幹線への乗換駅となります。名古屋・大阪方面とのアクセスが向上するので地方出張も負担が軽減されます。
JR東海は新線開業に伴いダイヤを改正し、新横浜駅を始発とする「のぞみ」を新設する予定です。土曜・月曜を中心に早朝6時3分発の新大阪駅行きで、相鉄沿線などからは品川駅経由よりも早く到着できるようになります。それに合わせて相鉄・東急電鉄も朝6時前に新横浜駅へ到着する列車を複数設定する計画だそうです。東急電鉄は2月からJR東海やJR西日本、阪急電鉄とコラボし「東急線から新幹線へ」と銘打ったプロモーションを展開しています。「東西の鉄道会社5社がつながる」ことをポスターや動画で訴え、自社路線から新幹線を利用した関西への旅行需要を喚起しています。
不動産業界としても大きな動きが出てきており、新横浜線の沿線では、これまで手付かずだった再開発計画も始動しています。新横浜駅では駅南側の「篠原口」について、横浜市が2月に新たなまちづくり計画案を公表しました。市による道路整備とともに、地権者らによる再開発準備組合が中心となって約3.5ヘクタールのエリアに高層のオフィス・商業ビルや集合住宅などを建設する計画です。
新綱島駅周辺でも、駅直結の複合施設「ドレッセタワー新綱島」などの整備が進み、新築マンション約250戸は既に完売しています。東急東横線の綱島駅東口駅前の再開発も、市による都市計画が決定され、マンションや商業施設などの複合施設が建設される計画で更なる注目を集めそうです。新綱島駅へつながる横断デッキを設ける計画もあり、既存住民はもちろん新居として検討している人からしても嬉しい話題が続々出てきている状況です。さらに相鉄いずみ野線沿線でも、ゆめが丘駅(横浜市泉区)では相鉄グループが約140店舗入る大規模集客施設を24年夏開業を目指し建設中で、駅前の約24ヘクタールを対象に再開発が進められ、集合住宅や地域の中核となる病院も整備される予定です。
このように、新線開通に伴う相乗効果は至る所で計画されており人口流動にも大きな影響を与えそうです!当社にも、ここ1年で相鉄線沿線のマンションへのお問い合わせが増えており注目度の高さがわかります。
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